これからの時代を生きる子どもたちに必要なもの
お外で遊び隊では、登山教室の運営と教育の現場で見てきた子どもたちの姿から、アウトドアを通じて非認知能力を伸ばすこと、とりわけ強い心を育てることこそ、これからの時代を生きる子どもたちにとって重要であると考えています。物事に粘り強く取り組む力、忍耐力、人に優しくできる強さ、失敗を糧に成長するポシティブさなどは、強い心を育てることで、身につけていくことができます。そして、これらの力こそ、ますます便利になる社会の中で、意識的に磨こうとしないと育たない力でもあります。現代の子どもたちが置かれる日常は負荷がとても少なくなってしまっています。インフラは高度に整備され、多くの時間を安心安全な学校で過ごし、悩みだってパソコンやスマートフォンに聞けばほとんど解決してもらえます。しかし、子どもたちがいずれ出会うことになる社会はどうでしょうか。高度にIT化の進んだ現代社会だからこそ、一人ひとりの人間力がより一層重要となっています。
では、強い心を身につけていくためにはどうすれば良いのか。その鍵はお外で遊び隊のキャッチコピーである「自然と高める子どもの力」にもある通り、自然との関わりにあります。断言することができますが、自然との関わりは子どもたちの心を強く逞しく育てます。なぜなら、自然との関わりは子どもたちにとって挑戦や負荷に満ちているからです。しかも、それらの負荷は人工的に作られたものではありません。それこそ自然に経験するものです。自然との関わりの中で育つ強い心が、子どもたちの人生を切り開く礎となります。
私たちの仕事は自然と子どもたちが関わる場を提供することです。キャンプや登山などのプログラムを通して、自然と目一杯触れ合ってもらう時間を提供する。その時間をどれだけ有意義なものにできるか。どれだけ自然との関わりを子どもたちに楽しんでもらえるようにするか。どれだけ自然との関わりを子どもたちの学びにできるか。その部分に全力を注いでいます。そして、その結果子どもたちの強い心を育てるお手伝いができると信じています。
自然環境の中で心と体を鍛え、現代社会を「生き抜く」力を養います。また、子どもたちが「息を抜く」ことの大切さを学ぶ機会にもなればと思っています。
春夏秋冬、森や海やなど、フィールドを変えながら、様々な環境での野営体験を行います。
こども達の強い心を育てるのに、山登りほど効果的な活動はありません。
やっぱり山登りってちょっとしんどいものです。それを仲間と共に乗り越えるからこそ、諦めない、強い心が育つんです。
泣き言を言っても終わらない。前へ前へと進む力が養われます。
岩登りやツリーハウス、海でのイカダ作り渓流釣りなど、様々な野外活動をご用意しています。
様々な自然環境に置かれることで、常に新しい刺激に触れることになります。このことはこども達の非認知能力強化に大いに役立ちます。最高の体験がここにはあります!